切り絵の取材で東川(あずまがわ)を歩いていたら、鳥居にかかる大蛇を発見しました。
注連縄は蛇のシンボライズと聞いたことがあったのですが、一瞬ドキッとしました。
所沢市観光協会が設置した説明版によると、この藁の大蛇がある神社は熊野神社といい、言伝えでは、安閑天皇の世に創られたと言われ、通称鎮守様・産土様・または「オクマンサマ」等といわれ、地域の信仰の中心となっているそうです。
この大蛇は、大晦日の夜、近隣の人々二十余名が奉仕して、藁で大蛇や〆縄を作り、午前零時に打響く一番太鼓のなか鳥居や社殿に懸替をおこなうそうです。これを「若〆神事」といい、そのいわれは、むかし境内の御神木に白蛇が棲み参詣の人や境内に遊ぶ子供がこれを見ると、原因不明の高熱や病に罹るため、毎年新しくお姿を作り替えお祭りするので災いのないようにお願いしたところ、現れなくなったとの言伝えによるとのことです。
この神事に奉仕の人・見物の人・初詣の人々は、古い大蛇や〆縄、各戸より納めた札の「お焚上げ」の火で暖まると一年間無病息災に過ごすことが出来るといわれているらしいです。
現在の社殿は、昭和四十一年四月に竣工したものですが、境内には元禄年間に造られた旧本殿が保存されています。
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